長時間風呂に入れないというのは悩みというほどのものではないが、嬉しいものでもない。風呂が嫌いなわけではなく、のぼせてしまうのが早いので、我が平均入浴時間は、浸かって、洗って、上がるまでで10分もあればよいほうである。きちんと計測したわけではないが。家人の誰もが「エッ!?もう?」などと口をそろえるところを見るともっと早いのかもしれない。
そんなボクちゃんですので、温泉とかスーパー銭湯の類に行っても、火照った体をクールダウンしている時間のほうが長く、ちょっと他人よりも損している気がしてならない。そして、そんな話をすると「それなら、半身浴だよっ!」、「腰まで浸かってだねぇ・・・」てなアドバイスを頂戴することになる。誰かと一緒にいるときなら、そんな感じで話をしたりしながら楽しむこともできようが、普段の入浴となると事情が違う。なんせ暇。だって何にもないんだもん。お風呂場。一体、1時間とか入る人って何してるんだ?
何かやることがあればと考えてたら、高校時代、定期試験の一夜漬けの時に風呂場で暗記とかしてたことを思い出して、読書をしてみる。湯気がこもらないよう適度に風呂場の窓を開け、さらには風呂の蓋を体が入るギリギリのところまで閉めて、それを机代わりにして読書。これこそは皆様が口をそろえてリコメンドする半身浴!10分程度じゃのぼせたりしないぜっ!人が見たらとうてい入浴中の姿に見えないこともよくわかってるぜっ!しかし、本以外何の娯楽も存在しない空間においては、集中力も増し、活字の世界に没頭することになる。そして自分の上半身から噴出している豪汗を確認して終了。
そんな日の就寝時間は決まって午前3時から4時。昨日も2時間半の入浴の末に布団に入ったのは4時前。だから今日の仕事はちょっとつらかったです。眠いよぅ。(つω-)